(株)巡の環 
担当:阿部
08514-2-1966

海士五感塾のプログラム

過去の内容をご紹介いたします。内容はお客様と相談しながら進めていきます。
下記のものは、1泊2日の場合でテーマは「自ら動き、周りを巻き込む」でした。

1日目 島の生き残りをかけた挑戦に触れる
時間 内容・場所 研修項目
9:00
七類港 集合  
9:30
フェリー出航  
12:40
菱浦港 着  
12:45
隠岐牛店にて昼食 農業特区をとった挑戦の末に生まれた
「隠岐牛」を味わう
13:50
移動  
14:00
開発センター 着  
14:15
オリエンテーション 研修の趣旨や心構えの共有。
自己紹介と町の概要や取り組みの紹介
15:30
山内町長のお話 強いリーダーシップで海士町を引っ張っている
町長自らに想いを語っていただく
16:45
移動  
17:00
隠岐自然村 着  
17:30

交流会 行政・CAS・いわがきの方々や夢を持つIターンの若者と海士町の取り組みや志を語りあう
19:30
「今日感じたこと」 
シェアリング
今日一日を振り返り、
グループごとに感じたこと想ったことなどを共有する
21:00
入浴  
22:00 就寝  

2日目 自ら動き、周りを巻き込むヒント
時間 内容・場所 研修項目
4:00
朝礼・ラジオ体操  
4:15
移動  
5:00
大敷網(定置網)乗船 建設会社の運営する定置網漁船に乗り、漁業現場を体験する
8:00
漁労長との交流 県下一の漁獲高を誇ったこともある定置網漁船を築き上げた
熱い想いを伺う
10:00
移動  
A
10:30 いわがき 
生産現場
地元漁師とIターンが立ち上げ、築地で日本一の高値をつけるまでに至った海士の一大産業の生産現場を見学し、想いを伺う


11:15 移動  
  11:30 CAS冷凍工場 海士町の生き残りをかけた産業の新拠点を見学する
B
10:30 サンライズ
うづか
営農法人を立ち上げ、後継者不足の問題解決に取り組む農家に話を伺いながら作業を手伝う
C
10:30 石塚さん 神楽を代々守ってきた社家。海外や地元で神楽の公演を行ったりと、伝統文化の継承について様々な取り組みをしている。
12:00
昼食 元祖サザエカレーを食べる
13:00
移動  
13:10
共有会 全体を振り返り、感じたことや想いや志を分かち合う
15:15
フェリー出航 船出を味わう
15:45 七類港 着  


プログラムの様子

【一日目:島の生き残りをかけた挑戦に触れる】

◆本土から海士町へ日本海を渡る

9時半に港を出てから約3時間。 海士町の玄関口、 菱浦港のあるキンニャモニャセンターに到着。

◆隠岐牛を食す

島の建設会社が農業特区をとった挑戦の末に生まれたブランド牛、隠岐牛。 隠岐牛企画代表の井上さんから「島生まれ、島育ち」の隠岐牛の定義や なぜ建設会社が牛の肥育に携わることになったのかのご説明をいただきました。



◆オリエンテーション

食後、五感塾を始めるにあたり、研修の趣旨や心構えの共有を行うと同時に、生き残りをかけた海士町の取り組みの紹介やお互いの自己紹介などを行いました。また、「五感」で感じた季節の変化を忘れないように書きとめるということを今回の課題の一つにしました。



◆山内町長との座談会

海士町の地域再生の立役者と言えばこの方。強いリーダーシップで海士町を引っ張っている町長自らに熱い想いを語っていただきました。また、研修生との質疑応答も行われました。



◆夕食交流会

行政の方やIターンで海士町へ来た若い人たちとお互いの夢や取り組み、志を語り合いました。食事は海士の一般的な家庭料理を食することで、海士の普段の食生活にも触れていただきました。また、海士の民謡や踊りの披露も行いました。最後は海士町の代表的な踊りである「キンニャモニャ」をみんなで輪になって踊り、その場を締めました。



【二日目:自ら動き、周りを巻き込むヒント】

◆早朝起床

この日は朝早く起き、 ラジオ体操で体(五感)を起こしてから漁に出発しました。

◆大敷網(定置網)乗船

夜明け前の暗い中、漁船に乗り込み、海中に張った大きな定置網を引き上げる「大敷網」の体験をしました。アジや鯛など様々な魚種の水揚げを見ることができました。また近年話題になっているエチゼンクラゲを目の当たりにし、環境の変化を肌で感じることもできました。いつの間にか夜は明け、下船後は漁労長自らの手作り煮麺や刺身をいただきました。



◆漁労長の熱い想いに触れる

場所を崎地区の漁業協同組合和室に移し、田仲漁労長から仕事や生きていくうえで大切にしていることなど人生における熱い想いを語っていただきました。 また、定置網の修理の現場も見せていただきました。模型を見ての説明より、実際に目で見た方がそのスケールの大きさを感じることができました。



◆いわがき生産現場体験

グループに分かれ保々見という島でも海域の綺麗な場所へ移動し、いわがきの加工場を訪れました。牡蠣の稚貝、耳吊りなど現場でしか見られないものに触れました。海士いわがき生産株式会社 代表の大脇さんのお話を伺い、島に戻っても仕事がないため自ら仕事を創る必要性を教わりました。 また生き物である牡蠣は3年育てないと商品にならないため、無報酬で投資をしなければならなかった初期の頃の苦しさに、命の速度と一緒にビジネスをする難しさを感じました。



◆CAS冷凍工場見学

CAS工場の見学は、時間がなかったこともあり、外観の見学だけとなりました。CAS凍結のかかった牡蠣も島で食べれるとのことでしたが、それも時間のないため、次回のお楽しみとなりました。

◆稲刈り体験

サンライズうづか、海士町有機米研究会代表の向山さんの田んぼの稲刈りをしました。参加者の方たちは普段は屋内で仕事をしているので、外で体を動かし汗を流すのは久しぶりだったとのこと。たまには帰って実家(農家)の手伝いをしたいと思ったという感想や、生産者さんの声を直接聞くことで、店頭に立つときにお客様だけでなく、生産者さんのことも考えて商品を売っていきたいという感想もいただきました。



◆神楽への想い

隠岐の島前(どうぜん)神楽を代々受け継ぐ社家(しゃけ)の石塚さんを尋ねました。幼少のころから身近にあった神楽のこと、東京で働いていたが神楽を守り伝えるために海士に戻ってきたこと、国内海外へ神楽を広めるための公演活動など、神楽への熱い想いをたくさんきかせていただきました。そして神楽の動画も見せていただき、説明していただきました。また、組織の中で自分はトップだけではなく、No.2を大切にしていると教えてくださりました。部下はトップに否定的なことが多いので、トップの考えを部下が実行できるかどうかは、No.2が理解して部下に働きかけてくれるかにかかっていると考えているからだそうです。このように、伝統文化だけでなく組織の勉強にもなりました。

◆「サザエカレー」を食す

海士町では昔からカレーにサザエを入れて食べてきました。一昔前はお肉が高く、カレーに入れることができなかったとか。「でもここにはサザエがたくさんある!」とお肉の代わりにサザエを入れたのが始まり。初めてサザエカレーを商品として提供してきたお食事処・ふみやにて元祖サザエカレーをいただきました。サンライズうづか代表の向山さんが作られたスイカもデザートとして持参くださりました。



◆共有会

共有会の場所は今年完成したレインボービーチ。ビーチにござを広げて海士の自然のなかで五感を開放しての共有会を行いました。この2日間を振り返り、自分が感じたこと、帰ってからチャレンジしたいこと、自分の仕事場に持ち帰りたいもの、五感で感じた季節の変化などをそれぞれ出し合いました。



◆フェリー出港

あっという間の2日間でしたが、充実した2日間となりました。港を出るときは色とりどりのたくさんのテープが参加者と島の人をつなぎ、再会を約束し合いました。